レクチャー・シリーズ③

ミュージッキング再考―文化人類学の視点から芸能を考える

概要

2020年度「地域芸能と歩む」のレクチャー・シリーズ③が本日より配信スタートです!本講座では、ニュージーランド出身の音楽学者クリストファー・スモールが提唱した「ミュージッキング」という概念を大きなテーマとしてレクチャーを行います。文化人類学の最先端のフィールドで活躍されている、富山大学准教授の野澤豊一さん、国立民族学博物館准教授の川瀬慈さんをお迎えし、アメリカの黒人教会やアフリカのエチオピアの事例についてお話を伺いながら、歌ったり踊ったりする行為そのものについて考えていきます。

講座内容

[講師]
野澤豊一(富山大学准教授)
川瀬慈(国立民族学博物館准教授)

[コーディネーター]
呉屋淳子(沖縄県立芸術大学准教授)

 [司会]
向井大策(沖縄県立芸術大学准教授)

講座動画は、トピックごとにご視聴いただけます。
(1/7): 講師紹介/イントロダクション
(2/7):[野澤豊一]アメリカの黒人教会におけるミュージッキング
(3/7):[野澤豊一]ミュージッキングの根源にあるもの/見えざるもの(聖霊)との関係をどう説明する?
(4/7):[川瀬慈]エチオピアの吟遊詩人の歌い続ける姿を追って/研究調査をどう記録し伝えるか
(5/7):[川瀬慈]川瀬さんの映像作品抜粋:「ラリベロッチ-終わりなき祝福を生きる-」・「僕らの時代は」・「精霊の馬」/撮影記録における自己の存在/映像作品を通して生まれる議論とコミュニケーション
(6/7):[クロストーク]ミュージッキングとシャーマニズム/フィールドワークでのミュージッキング体験について
(7/7):[クロストーク]個人を超えたところにあるミュージッキング/“Collective Joy”とミュージッキング/響き合う存在のミュージッキング/ミュージッキングを多方面から考える

受講方法

[申込方法]
講座動画の視聴は、下記Googleフォームよりお申込みください。

https://forms.gle/8xSn7Yps8aDvevXy8

[注意事項]
・お申込みいただいた方には、メールにて視聴用のURL(限定公開)をお送りします。
・視聴いただいた方には、別途お送りするワークシートへの回答にご協力ください。
・本講座動画は限定公開です。動画のURLを他の方に知らせたり、お申込みいただいた方以外の視聴はご遠慮くださいますよう、お願いいたします。 

[申し込み受付期間]
2021年1月29日~2月12日 (2週間)

[配信期間]
2021年1月29日~2月19日 (3週間)