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地域芸能と歩む

地域芸能のマネジメントを設計する 第2回

レクチャー・シリーズ

地域芸能のマネジメントを設計する 第2回

インフォメーション

第2回「コンタクトゾーンとしての地域芸能」

日時 2019年10月5日(土) 10:00〜14:00

場所 沖縄県立図書館 4F交流ルーム

講師 石倉敏明(秋田公立美術大学准教授)
   土屋誠一(沖縄県立芸術大学准教授)
定員 15名
参加費
無料(要事前申し込み)。

概要

無形文化財あるいは無形民俗文化財の「保護」という文脈の中で、地域芸能におけるアートマネジメントの必要性はほとんど語られてきませんでした。しかし、官民挙げての「文化資源」「地域資源」の「活用」が語られる現在、地域芸能は、地域の担い手だけのものでなく、行政や観光など様々な立場の人々がかかわるものとして、また地域社会の「内側」と「外側」の論理が交渉する場として捉え直されつつあります。レクチャー・シリーズでは、そうした現状を振り返りながら、地域芸能をマネジメントする新たな理論を講師とともに練り上げていきます。

プログラム

レクチャー・シリーズ第2回には、石倉敏明さん(秋田公立美術大学准教授)、土屋誠一さん(沖縄県立芸術大学准教授)にご登壇いただきます。

テーマは「コンタクトゾーンとしての地域芸能」。「コンタクトゾーン(接触領域)」とは、文化や言語、立場を異にする者同士が接触し、交流し、交じり合う空間領域を指す概念で、また最近では人間と非人間との接触から生まれる文化的事象を示すものとしても使われています。地域芸能もまた、元来、社会の中でこうした「コンタクトゾーン」を再帰的に生起させる出来事として存在してきたのではないでしょうか。

今回のレクチャーでは、芸術人類学者として、第58回ヴェネチア・ビエンナーレの日本館展示「Cosmo-Eggs|宇宙の卵」にもたずさわる石倉さんとともに、このコンタクトゾーンという切り口から、地域に伝わる神話や祭礼、現代芸術と芸能の関係など、様々な事例をもとに地域芸能を捉える新たな見方を探ってきます。後半には、本学准教授で美術評論家の土屋誠一さんとのトークセッションを予定しています。

皆様のご参加をお待ちしています。

【プログラム】(予定)

10:00〜11:30 第1部 レクチャー「コンタクトゾーンとしての地域芸能」(石倉敏明)
11:30~12:30 休憩
12:30~14:00 トークセッション 石倉敏明×土屋誠一(司会:向井大策)

【講師】

石倉敏明
秋田公立美術大学アーツ&ルーツ専攻、大学院複合芸術研究科准教授。環太平洋の比較神話学に基づき、インド、ネパール、東北日本各地で「山の神」神話調査や宇宙論研究をおこなう。近年は秋田を拠点に、同時代のアーティストとの共同制作を実施。2019年にはヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展日本館展示「Cosmo-Eggs | 宇宙の卵」に参加。 共著に『野生めぐり 列島神話をめぐる12の旅』、『人と動物の人類学』、『Lexicon 現代人類学』など。

土屋誠一
1975年生まれ。多摩美術大学美術研究科修了。沖縄県立芸術大学美術工芸学部准教授。著書(共著)=『Critical Archive vol.3 批評 前/後 継承と切断』(ユミコチバアソシエイツ、2017)、『現代アート10講』(武蔵野美術大学出版局、2017)、『絵画検討会2016』(アートダイバー、2017)。