まーすけーいロード・プロジェクト
影絵芝居「まーすけーい歌」
概要
読谷村長浜には「まーすけーい歌」(塩換え歌)という歌があります。
これは、長浜の娘たちが、長浜(読谷村)から塩田のある泡瀬(沖縄市)までの道行を歌った歌です。娘たちは薪や農作物を塩と交換するため、長浜から泡瀬まで約20キロ(片道)の道のりを歩いて往復していました。
「まーすけーいロード・プロジェクト」では、「まーすけーい歌」についての取材・調査をもとに、影絵師・川村亘平斎による影絵芝居「まーすけーい歌」を制作しました。11月には影絵人形制作のワークショップを実施し、長浜の子どもたちが自分たちの人形を制作。人形が子どもたち自身の分身となって登場します。インドネシアの伝統的な影絵人形劇ワヤン・クリットの手法を用いて上演される影絵芝居の中で、読谷で歌い継がれてきた歌を軸に、過去と現在、複数の文化が出会いながら、幻想的なストーリーが展開します。
影絵芝居「まーすけーい歌」(「まーすけーい歌」にもとづくオリジナル・ストーリー)
配信はこちらから。【2021年3月31日で一般公開は終了しました】
【影絵師・脚本・編集・監督】
川村亘平斎
【影絵人形制作】
長浜の子供たち/沖縄女子短期大学学生の皆さん/川村亘平斎/奥平麻衣子
【「まーすけーい歌」演奏】
長浜自治会の皆さん
【撮影・影絵アシスタント】
市村隼人/若尾一輝/鈴木雄大
【プロジェクト企画・監修】
向井大策、呉屋淳子